2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[26a-E102-1~6] 17.1 カーボンナノチューブ,他のナノカーボン材料

2022年3月26日(土) 09:00 〜 10:30 E102 (E102)

藤田 淳一(筑波大)

10:00 〜 10:15

[26a-E102-5] 浸漬堆積法によるカーボンナノチューブ薄膜トランジスタの作製と高周波特性評価

〇小暮 秀伍1、石丸 紗椰1、片浦 弘道2、大野 雄高1,3 (1.名大工、2.産総研、3.名大未来研)

キーワード:カーボンナノチューブ、薄膜トランジスタ、遮断周波数

カーボンナノチューブ (CNT) 薄膜トランジスタ (TFT) は高移動度や機械的柔軟性を備え、フレキシブルエレクトロニクスへの応用が期待されている。これまでに、我々は半導体CNT分散液に基板を浸漬することにより、高密度にCNT薄膜を成膜する手法(浸漬堆積法)を確立し、それを用いて高いオン電流とオン/オフ比をもつCNT TFTを実現したことを報告している。 今回は、Sパラメータの測定によりCNT TFTの高周波特性の評価を行った結果について報告する。