10:00 〜 10:15
[26a-E102-5] 浸漬堆積法によるカーボンナノチューブ薄膜トランジスタの作製と高周波特性評価
キーワード:カーボンナノチューブ、薄膜トランジスタ、遮断周波数
カーボンナノチューブ (CNT) 薄膜トランジスタ (TFT) は高移動度や機械的柔軟性を備え、フレキシブルエレクトロニクスへの応用が期待されている。これまでに、我々は半導体CNT分散液に基板を浸漬することにより、高密度にCNT薄膜を成膜する手法(浸漬堆積法)を確立し、それを用いて高いオン電流とオン/オフ比をもつCNT TFTを実現したことを報告している。 今回は、Sパラメータの測定によりCNT TFTの高周波特性の評価を行った結果について報告する。