2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8 プラズマエレクトロニクス(ポスター)

[26a-P03-1~15] 8 プラズマエレクトロニクス(ポスター)

2022年3月26日(土) 09:30 〜 11:30 P03 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[26a-P03-4] パターン比較を用いたプラズマメタマテリアル層によるマイクロ波伝搬制御評価

〇野寄 陽太1、井波 柱偉1、バンビーナ アレクサンドレ1、宮城 茂幸1、酒井 道1 (1.滋賀県立大工)

キーワード:プラズマ、メタマテリアル、マイクロ波

今日、RF帯の電磁波あるいはマイクロ波を用いたソリューションとして、Internet of Things (IoT)機器周辺のケーブル使用量を大幅に削減する動きが活発になっている[1]。このため、マイクロ波や通信信号がIoT機器と通信をする際にシャドーイング効果等の特性評価をする必要がある。我々はこれまで、固定したダイポールアンテナから送信したマイクロ波を散乱体後方の二次元領域の散乱波エネルギーの測定によりマイクロ波伝搬制御の多機能性を評価し、またFinite Difference Time Domain (FDTD)法による数値解析を用いて測定結果と比較した[2]。しかし、電磁波の伝搬として固定された点波源のみの電磁波伝搬の評価では不十分である。本研究では、送信アンテナを一次元的に移動させ、散乱体後方の受信強度を測定し、それらの電波強度のパターンを比較しマイクロ波の伝搬現象の評価を行う。