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[26p-E204-6] 圧電トランスデューサを用いた中赤外光音響分光法による生体分析
―光音響信号の位相反転についての検討―
キーワード:光音響分光法、中赤外分光法、非侵襲生体分析
数百kHz程度でパルス変調した中赤外光を,試料に照射した際に発生する超音波を検出することによる光音響分光法を用いて,生体模擬試料を測定した.本手法は音響セルを必要とせず,試料に接触させた圧電トランスデューサで音響波を検出するため,より簡易なシステムを構成することができる.本報告では生体模擬試料として超音波ジェルの分光特性の測定を行い,得られた信号の位相変化について調査した結果を述べる.