09:30 〜 11:30
[15a-PB01-7] 顕微Brillouin光散乱法を用いたストレプトゾトシン誘発高血糖ラット脛骨中の縦波音速評価
キーワード:顕微Brillouin 光散乱法、高血糖ラット、縦波音速
糖尿病患者は骨折のリスクが高く、骨強度の評価が重要となる骨質は、骨の弾性、石灰化、多孔化など多くの要因の総称である。ただし、現在は骨量のみがX線法で診断可能であり、糖尿病のように骨量はあるものの、骨折リスクが高い疾病の評価が難しい。このリスクの原因として骨中コラーゲンの架橋異常を指摘しており、この架橋異常は骨の弾性的性質にも影響を与える。そこで本報告では、高血糖ラットの脛骨中の縦波音速を評価した。