[15p-A401-1~17] 12.5 有機・ハイブリッド太陽電池

△ [15p-A401-15] ペロブスカイト太陽電池におけるCuSCN正孔輸送層へのLiイオンドープ効果

〇駒澤 雄飛¹、内田 史朗¹、村上 拓郎²、古郷 敦史² (1.千葉工大、2.産総研)

キーワード：結晶成長、ペロブスカイト太陽電池、チオシアン酸銅

ペロブスカイト太陽電池(PSC)は、溶液塗布により簡便に作製でき、高いエネルギー変換効率(世界最高効率；25.7％)を示すため、低コスト次世代太陽電池として注目されている。PSCの耐久性を改善するため、安価で高耐久なCuSCNが正孔輸送材として検討されているが、塗布製膜したCuSCNは結晶制御が困難なため、太陽電池の性能を下げてしまう。本研究では、CuSCN膜にLiイオンドーピングすることで、CuSCNの結晶性及び導電性を改善しPSCの性能を向上した。