2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.10 フォトニック構造・現象(旧3.11)

[15p-A501-1~7] 3.10 フォトニック構造・現象(旧3.11)

2023年3月15日(水) 13:30 〜 15:30 A501 (6号館)

石崎 賢司(京大)

15:00 〜 15:15

[15p-A501-6] ガラス薄膜を装荷したガラス上2次元フォトニック結晶ナノ共振器の作製

藤田 晃成1、N. Pholsen2、池 尙玟2、川田 琉生1、佐藤 拓未1、岩本 敏2、太田 泰友2 (1.慶應理工、2.東大先端研)

キーワード:ハイブリッド集積、フォトニック結晶、量子ドット

スケーラブルな光量子回路を実現するアプローチとして、半導体量子ドットによる量子光源を集積したシリコン光回路が検討されている。同系で高効率な量子光源の実現には、高い自然放出抑制効果と大きなパーセル効果を示す二次元フォトニック結晶(PhC)ナノ共振器の活用が重要となる。共振器-導波路間の結合効率を上げるのに必要なガラス上で高いQ値を示す構造としてガラス薄膜を装荷した二次元PhCナノ共振器を検討・作製に成功した。