2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.1 プラズマ生成・診断

[15p-B309-1~19] 8.1 プラズマ生成・診断

2023年3月15日(水) 13:00 〜 18:45 B309 (2号館)

伊藤 剛仁(東大)、田中 学(九大)

16:45 〜 17:00

[15p-B309-13] 超臨界・液体窒素中のカーボンナノチューブ電極による放電の発光分光測定

宗岡 均1、黒田 知暉1、伊藤 剛仁1、寺嶋 和夫1 (1.東大院新領域)

キーワード:超臨界流体プラズマ、液中プラズマ、カーボンナノチューブ

カーボンナノチューブを電極として用いることで、気体・超臨界・液体にわたる2~3桁以上の広い流体密度範囲において1~3kV程度の一定電圧で安定放電が可能となる。本発表では、不純物由来のO原子をプローブとして捉え、周囲のN2分子密度に依存するO原子の発光分光スペクトルを解析することで、放電空間中の流体密度を評価した。その結果、放電空間が熱化しておらず、凝縮相を保った放電であることが示唆された。