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[15p-B309-13] 超臨界・液体窒素中のカーボンナノチューブ電極による放電の発光分光測定
キーワード:超臨界流体プラズマ、液中プラズマ、カーボンナノチューブ
カーボンナノチューブを電極として用いることで、気体・超臨界・液体にわたる2~3桁以上の広い流体密度範囲において1~3kV程度の一定電圧で安定放電が可能となる。本発表では、不純物由来のO原子をプローブとして捉え、周囲のN2分子密度に依存するO原子の発光分光スペクトルを解析することで、放電空間中の流体密度を評価した。その結果、放電空間が熱化しておらず、凝縮相を保った放電であることが示唆された。