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[15p-D311-10] 177Lu放射能汚染イメージング用高感度コンプトンカメラの開発
キーワード:ペプチド受容体放射性核種療法、放射能汚染、コンプトンカメラ
神経内分泌腫瘍を適応症とした放射性医薬品「ルタテラ」が2021年に製造販売承認された。本薬剤は1回投与量が7.4GBqであり、投与後 48 時間頃まで比較的高レベルの放射能が尿中に排泄されることから汚染対策が急務である。そこで、我々は177Lu薬剤による放射能汚染箇所の撮影に特化した環境モニタリング用コンプトンカメラの開発を進めている。本学会では、Geant4によるシミュレーション結果に基づき、実際に検出器製作を行ったので報告する。