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[15p-E402-12] 重原子効果を用いた熱活性型遅延蛍光における逆項間交差の高速化
キーワード:逆項間交差、重原子効果、遅延蛍光
有機EL素子の耐久性を向上させる方策として、TADF材料における逆項間交差速度(kRISC)の高速化が有効である。本研究では、kRISCの高速化を目指し、セレン、テルル、ポロニウムを含むTADF材料について、量子化学計算に基づいてkRISCを予測した。その結果、セレンおよびテルルを含むTADF材料では、kRISC > 1010 s−1を実現できることが示された。