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[15p-E402-14] チオキサントンを用いた新規青色熱活性化遅延蛍光材料の開発
キーワード:熱活性化遅延蛍光、逆項間交差、重原子効果
TADF-OLEDが抱える課題の一つに、高輝度域における外部量子効率の低下(ロールオフ)があり、その軽減のためにはTADF分子の励起子寿命短縮が有効である。TADF分子の場合、逆項間交差と輻射失活の速度定数を増大させることで、励起子寿命の短縮が理論上可能である。本研究では、逆項間交差と輻射失活の両方を高速化させるためのTADF分子の設計手法について検討を行った。