2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 テラヘルツ全般(旧3.9)

[15p-PB01-1~5] 3.8 テラヘルツ全般(旧3.9)

2023年3月15日(水) 13:30 〜 15:30 PB01 (ポスター)

13:30 〜 15:30

[15p-PB01-5] 廉価版sub-THz分光器の電磁波集光部測定による屈折率の補正

森川 治1、服部 あい1、山本 晃司2、栗原 一嘉2、古屋 岳2、桒島 史欣3、北原 英明2、谷 正彦2 (1.海保大、2.福井大、3.福井工大)

キーワード:テラヘルツ時間領域分光法、集光、屈折率

テラヘルツ時間領域分光システムで試料を電磁波集光部に配置すると、平行光束部に試料を配置する場合よりも得られる屈折率の値が若干大きくなる。従来の補正法では試料が光学的に薄いこと、試料挿入によるビームウェスト移動やレイリー長が集光光学系の焦点距離よりも十分小さいことが仮定されていた。そこで今回、ビームウェスト径の測定値とビームの複素パラメータの直接計算によりこれらの仮定を回避できる計算法を提案する。