[16a-A401-1~10] 12.5 有機・ハイブリッド太陽電池

[16a-A401-5] ビニレン架橋アルコキシフルオロベンゾチアジアゾールを基盤とする有機薄膜太陽電池材料の開発

〇森 裕樹¹、山根 浩暉²、細木 龍智²、西原 康師¹ (1.岡山大基礎研、2.岡山大院自然)

キーワード：半導体ポリマー、有機薄膜太陽電池、共役系高分子

非フラーレン型太陽電池に向けた高性能な p 型半導体ポリマーを開発するため、新たなアクセプター骨格であるビニレン架橋アルコキシフルオロベンゾチアジアゾール (FOBTzE) をベンゾジチオフェン誘導体と共重合することにより新規ポリマーを合成した。さらに、合成ポリマーの物理化学特性や薄膜構造を調査したほか、代表的な低バンドギャップn 型半導体と組み合わせた太陽電池において最大で 10.2% の変換効率を達成した。