2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

[16a-PA01-1~10] 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

2023年3月16日(木) 09:30 〜 11:30 PA01 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[16a-PA01-10] 炭化電界紡糸ナノファイバーによる表面増強ラマン分光法

〇(M1)丸見 真智子1、合田 圭介1,2,3,4,5、北濱 康孝1,2、Xiao Ting-Hui1,2 (1.東大理化 合田研、2.LucasLand、3.量研機構、4.武漢大、5.カリフォルニア大)

キーワード:SERS、エレクトロスピニング、ポリアクリロニトリル

従来のSERS基板材料である貴金属は、コストが高い上、励起光を当てると熱を発するため、生体分子といった熱に弱い物質に対して使うことができない。既存の炭素系SERS基板は、光熱は発生しないが、その複雑な作製工程により作製効率が低く、実用化の妨げになっていた。今回、この作製プロセスの問題を解決するために、エレクトロスピニング(電界紡糸)による炭素系SERS基板の作製を行い、バイオセンサー素材の開発を目指した。