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[16a-PA07-2] 量子カスケード検出器における極限的応答時間(≈1 ps)の実証
キーワード:量子カスケード検出器、中赤外、高速応答
量子カスケード検出器(QCD)は高速な電子のサブバンド間遷移に基づく高速動作が可能である。今回、最大感度波長4.6 µmの非冷却QCDにおいて、素子容量の削減によってRC時定数の影響を可能な限り取り除くことで、カットオフ周波数(3 dB低下)23 GHz を達成するとともに、実験結果と理論予測との比較からQCDの究極的な応答時間が1 ps程度であることを実証した。