2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 光計測技術・機器(旧3.8)

[16p-A502-1~14] 3.7 光計測技術・機器(旧3.8)

2023年3月16日(木) 13:00 〜 17:00 A502 (6号館)

橋口 幸治(産総研)、瀬戸 啓介(東理大)、浅原 彰文(電通大)

14:45 〜 15:00

[16p-A502-7] 中赤外パルスレーザーによる選択的格子振動励起の直接的観測および和周波成分の分離

桂山 翼1、村田 智哉1、全 炳俊1、〇吉田 恭平2、蜂谷 寛3、紀井 俊輝1、増田 開4、大垣 英明1、永岡 昭二2,5 (1.京大エネ研、2.熊本産技セ、3.京大エネ科、4.量研、5.熊大熊創機構)

キーワード:中赤外パルスレーザー、ラマン散乱分光、選択的格子振動励起

ピコ秒レーザーをプローブ光としてアンチストークスラマン散乱(ASR)分光により、中赤外パルスレーザーによる選択的格子振動励起を直接的に観測した。得られたASRスペクトルには,選択的格子振動励起で観測されるASR光と,非線形光学現象で観測される和周波の二成分が現れる.本研究では、二種のレーザー照射によって発生する和周波と等価な差周波を用いて、観測されたスペクトルのASR光成分と和周波成分を分離した。