[16p-D311-1~11] 2.1 検出器デバイス開発

△ [16p-D311-4] Tb³⁺,Ce³⁺共添加(Gd,La)₂Si₂O₇の発光特性およびα線イメージング

〇村上 力輝斗^1,2、黒澤 俊介³、吉野 将生³、堀合 毅彦³、鎌田 圭^3,2、山路 晃広³、庄子 育宏²、大橋 雄二³、横田 有為¹、吉川 彰^1,2,3 (1.東北大金研、2.㈱C&A、3.東北大NICHe)

キーワード：シンチレータ、単結晶、発光特性

CCD検出器を用いたα線イメージングに利用可能なシンチレータの開発を目的として、高い発光量（~42,000 ph./MeV）を有するパイロシリケート型シンチレータCe:(Gd,La)₂Si₂O₇ (Ce:La-GPS)に対し、Ce, Tbの共添加を行い、焼結体によるスクリーニングおよびμ-PD法による単結晶育成を行った。発光特性の評価結果から、発光中心間のエネルギー移動により内部量子収率が増大し、Tb³⁺由来の緑色発光の強度が増大することを明らかにした。