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[16p-D519-6] 加速器質量分析法による長半減期放射性セシウム135の高感度検出試験
キーワード:加速器質量分析法、セシウム135、Rbスパッタ負イオン源
核時代の人為起源核種である長半減期の135Cs (T1/2=230万年)について,高感度検出法の開発が求められている。本研究では,Rbスパッタリングにより,PbF2と混合した Cs2SO4 試料から0.2 μAの133Cs19F2-ビームを得ている。加速電圧5 MVでCsF2-を加速して,Ar ガスストリッパーによりCs9+ (58.7 MeV)としてガス電離箱で135Csの検出を試みた。135Csについての加速器質量分析法の開発現状を報告する。