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[16p-E502-4] N型半導体開発に向けた有機電荷移動錯体の構造起源解明
キーワード:電荷移動錯体、分子間相互作用、分散力補正密度汎関数法計算
電荷移動錯体(TTF-CA, BTBT-TCNQ)が安定に生成する原因を分散補正 DFT 計算を使って検討した。 分子間の引力の主な原因は分散力であり、軌道間相互作用は常に反発となった。 実際のCT結晶の分子間配置を決定する際には軌道間の相互作用の強い方向依存性が引力として働く分散力とともに重要であることが分かった。