2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[16p-PA08-1~18] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2023年3月16日(木) 16:00 〜 18:00 PA08 (ポスター)

16:00 〜 18:00

[16p-PA08-14] LaNiO3エピタキシャル薄膜の構造・物性への4価ドーピング効果

河村 和哉1、後藤 裕己1、金子 健太1、金子 智2,1、吉本 護1、松田 晃史1 (1.東工大物質理工、2.神奈川産技総研)

キーワード:エピタキシャル薄膜、ニッケル酸ランタン、ルドルスデンポッパー

擬立方晶ペロブスカイト構造をとるLaNiO3は超伝導体YBCOや圧電・強誘電体PZTなどの機能性酸化物と格子整合が良い下部電極や、触媒などとして研究がなされてきた。LaNiO3を含むRuddlesden-Popper相結晶において、イオン半径が比較的小さい 4 価ドーパントを用いたLa3+の置換に関する研究例は多くないが、それによる構造変化と、Niイオン化学状態の変化を介した電子ドープ効果に関する知見は、さらなる物性制御への貢献が期待できる。本研究では、エピタキシャルLaNiO3薄膜への4価ドーピングがイオン化学状態および導電性に及ぼす影響を調査した。