[16p-PB01-1~14] 12.2 評価・基礎物性

[16p-PB01-7] 分子ワイヤーに向けたM-DNA(M=Mn,Co,Zn)複合体の作製

〇大須田 竜樹¹、森田 勇人¹、阪田 知巳¹ (1.城西大理)

キーワード：金属-DNA複合体、分子ワイヤー

近年，ナノエレクトロニクス分野において，分子ワイヤーの研究が進められている。中でも，配線幅を劇的に狭小化できる可能性を有するDNAを鋳型とした配線技術は注目を集めている。我々は，DNAの塩基対間の水素(イミノプロトン)を金属イオンに置換したM-DNA複合体に着目し，その作製について検討を行っている。本報告では，マンガン(II)イオンとコバルト(II)イオン，亜鉛(II)イオンと蛍光染色DNAから成る複合体における蛍光強度のpH依存性を検討したので結果について報告する。