2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[16p-PB02-1~15] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2023年3月16日(木) 16:00 〜 18:00 PB02 (ポスター)

16:00 〜 18:00

[16p-PB02-15] インフルエンザウイルスのヘマグルチニンとFab抗体の複合体(PDB-ID: 1KEN)に関するMM-MD/FMO連携計算による統計的な解析

北原 駿1、秋澤 和輝1、奥脇 弘次1、土居 英男1、山本 詠士2、平野 秀典2、泰岡 顕治2、森 義治3、田中 成典3、望月 祐志1,4 (1.立教大理、2.慶應大理工、3.神戸大院シス情、4.東大生研)

キーワード:鳥インフルエンザウイルス、MD-FMO連携計算、相互作用解析

インフルエンザウイルスHAの三量体と2つのFab抗体からなる複合体(PDB-ID=1KEN)に関する、MD-FMO連携計算による解析を行いました。前年の秋の本討論会でお示ししたHA単量体-Fabの複合体(1EO8)の場合と同様に、CP分解による解析によってタンパク質間の相互作用に本質的な残基群を特定しました。今回の系では、HAとFabの空間的な配置の違いからか、荷電残基対による塩橋的な相互作用に比して水素結合の役割が顕在化していることもわかりました。