2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[17a-A302-1~6] 6.2 カーボン系薄膜

2023年3月17日(金) 09:00 〜 10:30 A302 (6号館)

山崎 聡(金沢大)

10:00 〜 10:15

[17a-A302-5] Floquet理論を用いたダイヤモンド中電子スピン二重共鳴現象の解析

〇(M1)見川 巧弥1,2、松崎 雄一郎3、岡庭 龍聖1,2、徳田 規夫4、早瀬 潤子1,2 (1.慶大理工、2.慶大CSRN、3.産総研、4.金沢大)

キーワード:NVセンター、Floquet理論、磁気共鳴

ダイヤモンド中窒素空孔中心(NVセンター)の電子スピン二重共鳴現象(ESDR)を用いることで、簡便な連続波光検出磁気共鳴によるラジオ波(RF)計測が可能になった。しかし、先行研究では強RF下におけるESDR特有の現象については十分に解析がされてなった。そこで、本研究ではFloquet理論を導入することで強RF下におけるESDRのスペクトル特性の解析を行った。その結果、平行磁場で許容された多光子過程が起きていることを発見した。