[17a-E102-1~11] 12.7 医用工学・バイオチップ

[17a-E102-10] マイクロ流体デバイス一体化バイオセンサにおける リポソーム固定化プロトコルとセンサ特性の検討

〇(M2)高橋 悠矢¹、宮岡 一輝¹、紙谷 虎太郎¹、水戸部 龍介²、長谷川 拓海²、Werner Carl Frederik¹、寒川 雅之²、野田 実¹ (1.京工繊大、2.新潟大)

キーワード：マイクロ流路、μ-TAS、バイオセンサ

本研究ではマイクロ流体デバイスと一体化したセンサ基板において，溶液供給とその後のセンサ出力測定の状態を検討した。同デバイスは未硬化PDMSの主剤と硬化剤の割合を検討しモールドして作製した。流路の作製、接着方法の検討後は複数種溶液の漏出がないことを確認した。各種溶液供給、検出分子の固定化作業後、検出対象タンパク質の検出ができ、マイクロ流体デバイス内での各種溶液操作による正常な動作が示唆された。