15:00 〜 15:15
△ [17p-A202-7] 相対論的収縮電場形成プロセスの観測
キーワード:Electro-Opticサンプリング、特殊相対性理論
リエナール・ヴィーヘルト・ポテンシャル(LWP)によると、ほぼ光速で等速直線運動を行う電子ビームが金属境界を抜け出た後、電子ビーム周りには、境界の通過点を中心とした球面状のクーロン電場が形成される。伝搬に伴い球面波の曲率は小さくなり、やがて無限遠では平面波となる。これは特殊相対性理論から予言された収縮平面電場とLWPの無限遠方解の一致に対応する。本研究では、上記の現象を電気光学検出により観測した。