[17p-A403-1~17] 16.3 シリコン系太陽電池

△ [17p-A403-10] 単結晶Siウェーハのテクスチャによる三次元柔軟性への影響

〇(M1)井手 康貴¹、西原 達平^1,2、中村 京太郎³、大下 祥雄³、河津 知之⁴、長井 俊樹⁴、山田 昇⁵、小林 勇人⁵、小椋 厚志^1,6 (1.明治大学　理工、2.学振特別研究員、3.豊田工業大学、4.コマツNTC、5.長岡技科大、6.明大MREL)

キーワード：単結晶Si太陽電池、単結晶Si、柔軟性

太陽電池の新しい応用分野として移動体が期待されている。自動車等の移動体のボディには空力性能や意匠性の向上のために、複雑な三次元曲面が用いられ、このような三次元曲面に搭載可能な柔軟性を持つ太陽電池が求められている。我々は高い変換効率と信頼性を持つ単結晶Si太陽電池に着目し、Siウェーハが薄型化に伴い柔軟性が向上することを示した。一方、Siウェーハ表面の光吸収率を向上させるためのテクスチャ構造が三次元の柔軟性に影響を及ぼすことを明らかにした。本報告ではSiウェーハのテクスチャサイズや丸め処理が柔軟性に及ぼす影響を評価することを目的に、三次元柔軟性の評価が可能なBall-on-Ring試験を行い、柔軟性と光反射率を合わせて測定した。