2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[17p-E302-1~8] ディスプレイの次のキラーアプリをねらえ!酸化物半導体の最前線

2023年3月17日(金) 13:30 〜 17:55 E302 (12号館)

浦岡 行治(奈良先端大)、小林 正治(東大)、池田 圭司(キオクシア)

15:05 〜 15:35

[17p-E302-4] 極微細 c-axis aligned crystalline In-Ga-Zn Oxide FETとその応用

國武 寛司1、小山 潤1、津田 一樹1、齋藤 暁1、奥野 直樹1、大貫 達也1、高橋 正弘1、井坂 史人1、神保 安弘1、宮入 秀和1、方堂 涼太1、笹川 慎也1、伊藤 俊一1、荒澤 亮1、元吉 良輔1、和久田 真弘1、村川 努1、八窪 裕人1、松嵜 隆徳1、加藤 清1、山﨑 舜平1 (1.株式会社 半導体エネルギー研究所)

キーワード:酸化物半導体、配線工程、ディスプレイ

集積回路の更なる高集積化を達成すべく、我々はc-axis aligned crystalline In-Ga-Zn Oxide FET(OSFET)の開発を行っている。OS FETは、低温プロセスにて試作が可能であるため、既存のCMOSプロセスの配線工程(BEOL)に作製可能である。そのため、安価に微細化を達成する可能性を秘めたデバイスである。ディスプレイでは広い範囲で普及されているが、現在、LSI向けでも多く注目されているデバイス材料である。本講演では、OS FETの可能性や微細化に対する技術、また応用例を紹介する。​本講演で述べるc-axis aligned crystalline In-Ga-Zn Oxide FETが一刻でも早く普及し、各所の低消費電力化の鍵となることを願う。