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[17p-PA09-71] 粒子線がん治療時のシンチレーター型リアルタイム線モニタの開発Ⅳ
キーワード:検出器、粒子線がん治療、ブラッグピーク
近年、国内外で粒子線がん治療の普及が進んでおり、本学においても2021年より炭素線がん治療が開始された。本治療はブラックピークを腫瘍の位置に合わせて照射し正常な組織にダメージを与えず効果的な治療が期待できる。現在、我々はシンチレーションファイバー検出器を開発し、生体内組織と炭素線との相互作用によって生じる二次粒子である陽子線飛跡の再構成からブラックピーク位置のリアルタイムに特定する研究をしている。