阿松 翔1,2,松村 拓大1,森本 ちよの1,北村 真悠1,藤永 由佳子1 (1金沢大・医・細菌学,2金沢大・医・法医学)
セッション情報
シンポジウム
[S11] シンポジウム11
細菌毒素研究の新たな展開を目指して
2022年3月31日(木) 16:00 〜 18:30 チャンネル3
コンビーナー:田端 厚之(徳島大学),小林 秀丈(広島国際大学)
多くの病原細菌は、様々な生物活性を有するいわゆる“毒素”と呼ばれる病原因子を産生し、宿主に対して病原性を発揮する。細菌毒素の多くは宿主における細菌感染症の病態と密接に関係しているため、細菌毒素研究は基礎から臨床に至る幅広い領域で研究が展開されている。近年では、網羅的解析を含めた様々な評価方法や高感度解析システムの開発とその発展により、細菌毒素研究に関しても、毒素の構造や機能に関するより詳細な情報が明らかにされつつある。さらに、これまでは不明であった細菌毒素の機能や病態発生への関与が新たに示唆されるなど、近年の細菌毒素研究は再び注目を集めている。本セッションでは、細菌毒素研究の最新の情報を提供すると共に、細菌毒素研究のさらなる展開につながるような意見交換の場を提供したい。
津々木 博康1,八尋 錦之助2,赤池 孝章3,澤 智裕1 (1熊本大・院生命科学・微生物学,2京都薬科大・微生物・感染制御学,3東北大・院医・環境医学)
津下 英明1,2,3 (1京都産業大・生命科学部,2タンパク質動態研究所・京都産業大学,3感染症分子研究センター・京都産業大学)
塚本 健太郎 (藤田医大・医・微生物)
堀口 安彦1,2 (1阪大・微研・分子細菌,2阪大・感染症総合教育研究拠点)