第76回日本細胞生物学会大会

セッション情報

シンポジウム

[3S-Ba] [JST-CREST] 母胎連関の分子細胞生物学

2024年7月19日(金) 15:00 〜 17:30 B会場 (1F 大会議室102)

オーガナイザー:豊島 文子(京都大学)、三原田 賢一(熊本大学)

哺乳類は、母体内で子孫を十分に成長させる生存戦略を有している。この哺乳類の胎生機構は、母体から胎児への安定的な栄養供給やガス交換を可能とする進化的優位性を持つ。これまでの哺乳類胎児発生の研究では、胎児自律的な分子機構に焦点が当てられてきた。一方、近年、母体との連関に着目した胎児発生の研究領域が広がりつつある。また、母体を取りまく環境要因と胎児発生の関連も指摘されている。本シンポジウムでは、母胎連関の分子細胞生物学的な理解を目指した研究を推進する先生方にご講演いただき、哺乳類胎児発生の新たな基本原理と医療への応用展開について議論したい。

はじめに

おわりに