令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 我が国におけるBIM/CIMの将来展望

我が国におけるBIM/CIMの将来展望(2)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 CS-2 (幸町南6号館 第3講義室)

座長:杉浦 伸哉(大林組)

[CS11-08] PCa化による建設生産性向上の可能性に対する一考察

*渡邊 武志1、橋本 照政2、工藤 克士3、武井 俊哉4、古川 裕也5、石井 喬之6、林 俊斉7、徳永 高志8 (1. パシフィックコンサルタンツ、2. ジオサーフ、3. 川田テクノシステム、4. 水源地環境センター、5. 日本工営、6. 大成建設、7. 安藤・間、8. フジタ)

キーワード:i-Cocstruction、PCa化、3D設計

我が国に建設業における生産性向上が喫緊の課題となっている。このため本報は3次元モデル導入による建設生産性向上に着目し、プレキャストブロック造による構造物構築の実現性について基礎的検討を行った。本検討により得られた知見を以下に示す。1.梁部材へのプレキャストブロックの適用は困難である。2.プレキャストブロック造の場合、応力分布に乱れが発生するケースもあり、フックの法則が成立しない可能性があることから、有効応力解析により構造体としての妥当性を検証する必要がある。3.プレキャストブロックにより構造物を構築するためには応力の伝達と一体性の確保が可能となる機械継手を採用することが重要である。

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