[CS12-13] 微動観測に基づく鳥取県智頭町における避難施設の建物振動特性の把握と地盤構造推定
キーワード:微動観測、地盤構造、避難施設、鳥取県智頭町
鳥取県智頭町で地震動評価を行うことは,地域住民の地震防災に繋がる.本研究では智頭町の避難施設の建物および敷地内の地盤で微動観測を実施し,建物の振動特性および地盤構造を調査した.その結果,避難施設建物の固有周期は0.1~0.8秒であり,一部の建物では老朽化が顕著で耐震性が低いと思われる箇所がみられた.また複数地点で地盤の卓越周期に近く地震時に共振する可能性が示唆された.避難施設の地盤構造について,第四紀堆積層のS波速度は150m/s~400m /sであり,層厚は2~18mであることがわかった.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。