[CS12-68] 1771年明和地震における海底地すべりの影響評価
キーワード:1771年明和地震、海底地すべり、ニューマーク法、南西諸島南部海域、津波
1771年明和地震に伴う津波が八重山諸島を襲い,犠牲者は1万人を超えたと言われている.その原因が海底地すべりであると本研究は仮定し,津波の再現を目的とした.海底島棚の形状を復元し,海底地すべりが発生する前の海底地質形状を想定し,その変化を直接,津波伝播に適用した.これまで解析上の検討が十分なされていなかった海底地すべりの継続時間を,動的荷重を作用させニューマーク法により算定した.地すべりに起因する津波解析を実施し,Mw8.1においても海底地すべりが生じることと,最大沿岸波高を比較した.
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