[I-06] 生育木の振動特性に関する実験的研究
キーワード:樹木の振動特性、振動実験
林業においては,台風や低気圧による強風時に,生育中の樹木が倒壊あるいは根本近辺から折れ,甚大な被害が発生することがある.倒壊した樹木は痛みが激しく,塵芥として廃棄される運命にあり,その経済的損失は非常に大きい.また,本来は材として伐採されるまでCO2を吸収する役割を担う樹木が,逆に焼却処分されて多量のCO2が排出されることは,地球環境の観点からも好ましいものではない.一方,樹木の振動特性に関しての工学的研究は非常に少なく,その中でも,樹木の倒壊メカニズムを実験的・解析的に研究したものはほぼ皆無であり,こ本研究を推進することにより,今後の林業に関する多くの知見を得られるものと考えられる.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。