令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁一般(設計) (2)・構造計画

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 I-2 (幸町北3号館 312講義室)

座長:蘇 迪(東京大学)

[I-305] カンボジアにおける中国施工橋梁の特徴と設計上参考となる点の考察

*布施 光啓1、保田 敬一1、岩切 誠一郎1、古木 守靖2、石川 博基3 (1. 国際建設技術協会、2. 国際協力機構、3. 国土交通省)

キーワード:有堤河川、無堤河川、橋梁、下部工形式

本論では,日本と同様にASEAN 地域でインフラプロジェクトを数多く実施している中国が施工した橋梁を事例として取り上げ,それらの特徴について整理することで,本邦企業の建設コスト削減に寄与できる設計・施工・維持管理上の考え方を考察する。中国施工の橋梁の特徴を調査した結果,橋長・支間長の決定方法や有堤河川と無堤河川の違いによる開口部の考え方に起因する橋脚形式の選定方法など,日本が施工する場合にもコスト縮減につながる可能性がある設計の考え方等が見られた。

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