令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持・管理(耐候性鋼)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 I-4 (幸町北3号館 321講義室)

座長:楊沐野(九州大学大学院)

[I-390] 耐候性鋼橋梁のはく落さびに関する考察

*加納 勇1、森田 千尋3、中島 和俊2、安波 博道2 (1. 加納橋梁技術事務所、2. 土木研究センター、3. 宮崎大学)

キーワード:耐候性鋼橋梁、はく落さび、腐食減耗、さび厚さ、さび粒子径、うろこ状さび

耐候性鋼橋梁は自然の中で鋼材を無塗装で使用している。そのような使い方をして初期に建設されたものは半世紀が経とうとしている。当初考えていた変状とは異なる場合も起こる。耐候性鋼橋梁では、それを管理するのにさびの外観がセンサーの役割をはたす。したがってそのような変状が意味するところを把握しておくことは重要である。耐候性鋼橋から自然にはく落したさびを回収することはこれまで行われたことはなく、今回4年間に渡り回収をおこなった。そこから得られた結果を元に、いくつかの仮説と仮定を加えて、うろこさびの変状などについて、理解しにくい点を考察した。

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