[I-417] 溶射を施したフィラープレートを有するボルト継手のすべり耐力試験
キーワード:高力ボルト、フィラプレート、溶射、ナット回転角法、すべり係数
溶射を施したフィラプレートを有するボルト継手は,ナット回転角法により施工されるが,適切なボルト軸力を導入する回転量が明確となっていないため,適切な回転量を提案すべく,ボルト継手試験体を作成し,リラクセーション試験およびすべり耐力試験を実施した.
結果,同仕様でのすべり係数μは.M22およびM24ともに0.8を下回ることは無なかった.施工に用いる回転量しては,M22においては1次締めを150N・m,本締めをボルト長5d以下で105°,5dを超え6.4d以下で115°,M24においては1次締めを200N・m,5d以下で90°,5dを超え6.3d以下で100°がよいと考えられる結果が得られた.
結果,同仕様でのすべり係数μは.M22およびM24ともに0.8を下回ることは無なかった.施工に用いる回転量しては,M22においては1次締めを150N・m,本締めをボルト長5d以下で105°,5dを超え6.4d以下で115°,M24においては1次締めを200N・m,5d以下で90°,5dを超え6.3d以下で100°がよいと考えられる結果が得られた.
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