[I-48] 破壊載荷実験をした5径間PC橋の固有振動特性の変化
キーワード:固有振動数、破壊載荷、単純梁、プレストレストコンクリート、クラック、有限要素法
北海道苫前郡羽幌町に架かる撤去される予定の5径間単純梁,支間長34.3mのPC橋梁(旧・築別橋)で多段階の破壊載荷実験が実施された.筆者らは載荷による力学的な損傷進展と固有振動特性の変化を知るために,ハンマー打撃による振動測定を実験終了後に実施された.また,載荷の有無による径間ごとの固有振動特性の差を調べるために,載荷を行っていない他径間でも振動測定を実施し,単純梁理論値とFEM解析値との比較を行った.その結果,破壊載荷実験を実施し力学的損傷が進展した径間1の1次曲げ,2次曲げ,2次ねじれ,3次曲げ固有振動数は他径間と比べ統計的有意に低下していた.1次ねじれ固有振動数は大きくなっていた.
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