[II-08] 空積みによる石組み魚道における自然石形状による流況の違い
キーワード:石組み魚道、空間流れ、平石、丸石、遡上経路
空積み石組み魚道が施工された茨城県常陸大宮市の久慈川,福岡県北九州市の紫川で現地調査を行い、その結果、石と石の隙間(空間)を使って水生生物は遡上していることが確認された。それに伴い、平石および丸石の自然石形状によって水生生物の遡上経路がどのように影響されるのか実験的検討を行った。検討の結果、流況・流速変化から平石のほうが丸石よりも空間が繋がり、流量規模が増加しても底面付近の流速が大きくならないことがわかった。これらによって、平石で石組みすることで遡上に適した環境を創出できる。
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