令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第II部門

港湾施設 (1)

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 II-3 (幸町北3号館 332講義室)

座長:宮田 正史(国土技術政策総合研究所)

[II-110] 防潮堤への帯状ジオシンセティックス補強土壁の適用事例

執行 重人2、内匠屋 誠2、宗末 正太郎1、*岡﨑 貴斎1 (1. ヒロセ補強土、2. 日本製鉄)

キーワード:津波、防潮堤、補強土、ジオシンセティックス、液状化地盤

帯状ジオシンセティックス補強土壁は,芯材がPET(ポリエチレンテレフタレート),被覆材がLLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)から成る,高耐久性帯状ジオシンセティックス補強材を使用する補強土工法である.この補強材は,強酸性や強アルカリ性に対する耐性が高く,鋼製補強材を適用することが困難な環境下でも適用可能である.今回,帯状ジオシンセティックス補強土壁が,南海トラフ巨大地震に伴って発生する津波対策として,防潮堤に適用された.壁面材には,水和固化体ブロック使用した新しい壁面材を用いるため,その適用性や補強材との接続方法の検討を行った.適用に至るまでの検討内容と今後の取り組みについて報告する.

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