令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第II部門

河川・水理構造物 (2)

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 II-1 (幸町北3号館 323講義室)

座長:重枝 未玲(九州工業大学)

[II-145] 急拡段落ち部背後の跳水形態の移行限界の考察

*八幡 拓馬1、内田 龍彦2、河原 能久2 (1. 広島県庁、2. 広島大学)

キーワード:開水路流、跳水、段落ち部、急拡部

段落ち部下流での流況は,段落ち高さや上流側のFr数あるいは下流の水深などの水理条件によって大きく変化する.このため,段落ち部下流の流況特性を明らかにすることは重要である.これまで一様幅水路の段落ち部で生じる跳水の流況特性については多くのことが明らかにされてきた.一方,断面急拡を有する水路での実験的研究は少ない.特に断面急拡を有する水路で跳水についての研究は少なく,跳水形態が移行するための必要条件と,流況がどのような条件で移行しなければならないのかを示す移行の十分条件については明らかでない.本研究では,急拡段落ち部における跳水形態について,流れの遷移メカニズムを明らかにすることを目的とする.

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