[II-169] 2015年9月鬼怒川氾濫事例を対象とした簡便な水位予測手法の提案
キーワード:鬼怒川、水位相関法、Random Forest法
2015年9月10日に関東東北豪雨の影響で氾濫が起きた鬼怒川では,多くの住宅が全壊や大規模半壊し, 14名が亡くなる甚大な被害を出した.このような大規模な水害を事前に予測し被害を軽減させるためには,防災・減災対策に要する時間(リードタイム,以下,LTと称す)の延長が望まれている.本研究では対象地点の上流水位を説明変数とし,目的変数である対象地点の水位との相関関係を用いて水位予測を行った.相関関係を調べる手法として,説明変数の寄与度を算定できるRF法を用いて水位予測を行っていきLTの延長を試みた.これにより,鬼怒川において重要地点の水海道水位は,簡便な単回帰式でLT12hまで保てることが分かった.
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