令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第II部門

国際複合災害・環境

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 II-2 (幸町北3号館 331講義室)

座長:谷口 健司(金沢大学)

[II-183] 人の移動等円滑化のために改築される歩道と車道との段差の大きさの妥当性について

*後藤 浩1、石川 眞2、竹澤 三雄3 (1. 日本大学理工学部、2. 日本下水道事業団、3. 日本大学)

キーワード:雨水、排水、バリアフリー、セミフラット型歩道、段差

バリアフリーの観点から,市街地の歩道の形としては,マウントアップ型歩道から,車道面と歩道面との高さの差の小さいセミフラット型歩道へ改築されていっている.歩道と車道との段差部には,L型側溝が設置されているが,近年,計画降雨より大きい降雨強度を有する異質な降雨イベントにより,段差2cmの横断歩道部では,過大に浸水する場合が散見され,検討の余地がある.本研究では,セミフラット型歩道の普及状況に関するヒアリングを行い,セミフラット型歩道の段差の大きさの妥当性を検証するために水理学的な検討を試みた.そして,セミフラット型歩道を設置する場合に考慮すべき注意点を考察した.

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