[II-68] 下田港とその周辺海域における潮位の長期変動特性
キーワード:内部潮汐、水温、ゼロアップクロス法、黒潮、電子基準点、海面水位
下田港及び周辺海域の潮位の長期変動特性を明らかにする目的で、周期6~12時間の周期を持つ海面振動の特性解析、温暖化等に伴う長期の海面水位変動評価における地盤変動の補正を行った。周期6~12時間の振動は秋に発達する。2018年には、黒潮大蛇行の影響で、石廊崎、御前崎では他の年と比べて振幅が大きかった。長期の海面水位変動の解析の際、電子基準点の標高データを用いて地盤変動を補正した所、補正前と大きく異なる結果が得られ、地盤補正の重要性が確認できた。下田港と周辺海域では、ほぼ同様の海面上昇傾向を示し、水温の上昇傾向とも良い対応を示した。
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