令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

締固め・支持力 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 III-6 (幸町北4号館 423講義室)

座長:野並 賢(神戸市立工業高等専門学校)

[III-155] 細粒分の多い土の締固め条件と繰返し非排水強度比の関係に関する検討その2

*石原 雅規1、佐々木 亨1、富澤 彰仁1、佐々木 哲也1 (1. 土木研究所)

キーワード:河川堤防、締固め、細粒分、繰返し三軸強度比

河川堤防の新設や嵩上げ・拡幅の際には密度による締固め管理を基本としており,その管理値は施工性等を考慮してこれまでの実績等により定められている。施工条件により物性値が大きく変わる,細粒分を多く含むような土でも同一の指標・基準値により施工されている。本来は盛土材に必要とされる力学特性を踏まえた管理が必要であるが,細粒分を多く含む土の締固め条件による力学特性の変化に関して十分には明らかとなっていない。

 そこで本研究では,実際の河川堤防に用いられていた細粒分を多く含む土(Fc70~80%)を用いて,締固め度と飽和度を変化させた供試体を作製し,締固め条件の違いが繰返し三軸強度比に及ぼす影響を調べた。

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