令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

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2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 III-1 (幸町北4号館 411講義室)

座長:芥川 真一(神戸大学)

[III-268] 数値解析における変形制御型ロックボルトのモデル化検討

*小泉 悠1、岡田 侑子1、黒川 紗季1、升元 一彦1、横田 泰宏1 (1. 鹿島建設株式会社)

キーワード:数値解析、変形制御、ロックボルト、モデル化、引抜き試験、破断

高地圧下に施工される海外のトンネルや鉱山において,支保の脆性的な破断の抑止を目的として,地山の変形に追従可能な支保部材の開発がなされてきた.これを踏まえ,筆者らは,高地圧に伴う押出し性地山や膨張性地山への対策として,変形制御型ロックボルトの開発に取り組んできた.本ボルトは,引抜き荷重に対する変形量を,ネジ部の長さやスリーブ~リング間の距離といった構成部材の調整により,現場で任意に制御できる.ただし,この変位制御の効果を最大化するためには,地山の硬軟・地圧を入力値とする数値解析によるシミュレーションが必要であるため,本ボルトのモデル化について検討した.

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