令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

シールドトンネル (1)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 III-1 (幸町北4号館 411講義室)

座長:松井 宏樹(パシフィックコンサルタンツ)

[III-27] 鉄道複円形シールドトンネルの地盤ばねの設定手法に関する一考察

*張 洋1、坂田 智基1、室谷 耕輔1、津野 究2、藤田 輝一2、木下 果穂 2 (1. 中央復建コンサルタンツ、2. 鉄道総合技術研究所)

キーワード:鉄道複円形シールドトンネル、地盤ばね、地盤反力係数、かもめ形セグメント、はり-ばねモデル

複円形シールドトンネルは複線や単線並列よりも掘削断面積を小さくできかつ複線よりも土被りを小さくできることから,鉄道トンネルにおいても都市部の地下埋設物が輻輳する箇所等で採用事例がある.しかし,特殊断面であるため,はり-ばねモデルを用いた設計事例が蓄積されていないのが現状である.また,地盤ばねの設定に際して,鉄道シールド標準では複円形でのトンネル半径の設定方法が明記されていないことと,かもめ形セグメントの設置に伴う周辺地盤の緩みの影響を評価できていないことが課題である.
本研究では,地盤条件の異なる複円形シールドトンネルモデルを対象として,上記の課題に着目した試計算を行い,断面力の比較検討を行う.

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