[III-453] 埋設管のスラスト力防護工に用いる蛇籠型受圧体の地震時における排水挙動
キーワード:埋設管、液状化、振動台実験
防護コンクリートに代わる対策として,著者らは蛇籠型受圧体による対策を提案している.受圧体の対策効果は埋設管模型の水平載荷試験および1G場の振動台実験により検討を進めているが,受圧体の動的挙動には不明な点が多い.本稿では受圧体の動的挙動のうち排水挙動に関してまとめる.結果として、無対策地盤と比べて受圧体を設置した地盤は過剰間隙水圧を消散するまでの時間が短かった.しかしながら,受圧体に大きなスラスト力が作用する場合では過剰間隙水圧の消散効果が十分に得られなかった.受圧体に大きなスラスト力が作用する場合の過剰間隙水圧の消散効果向上については今後の検討が必要である.
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