令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤防災/斜面 (7)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 III-4 (幸町北4号館 415講義室)

座長:蒋 景彩(徳島大学)

[III-474] 融雪量解析値を用いた融雪災害危険度評価手法の開発

*高柳 剛1、進藤 義勝1、佐藤 亮太1、児島 達也1 (1. 公益財団法人鉄道総合技術研究所)

キーワード:融雪、斜面災害、積雪、実効融雪量、鉄道

積雪地域の斜面では融雪水を誘因とした斜面災害(以下、融雪災害と呼ぶ)が引き起こされることがある。融雪災害に対する鉄道の安全性をさらに向上させるためには、降雨だけでなく融雪の影響を考慮した定量的な災害危険度評価手法の開発が望まれる。その一方で融雪量は雨量計などの一般的な気象観測装置では直接観測することが困難であり、また融雪量に応じた具体的な危険度評価手法も提案されていないなどの課題があった。そこで本研究では融雪量の解析値を用いた融雪期斜面災害危険度評価手法の開発を行い、さらに過去に鉄道で発生した融雪災害の捕捉可能性について検証した。

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