[III-477] 合理的路面下空洞対策に向けた空洞探査精度の現状と課題:深度測定精度
キーワード:路面下空洞、探査、調査、道路陥没、深度精度
インフラの老朽化や高度化する地下利用とその工事等が起因の道路陥没が増加している。陥没対策の開始点となる路面下空洞探査は、非破壊技術のため品質確保が重要であるが、今後さらに増加する陥没への対応として効率性と合理化が求められている。そこで、空洞の深さについて現在の探査精度の把握と合理化に向けた課題を整理するため、過去の調査データを用いて深度測定の精度を分析した。データ分析の結果、レーダ探査による深度測定値は、実測値との差異があるものの精度が高い概略値であることが確認された。今後は、今回得られた実態と知見をもとに、陥没危険度評価の改良を議論していく。
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