令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤防災/リスクマネジメント

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 III-4 (幸町北4号館 415講義室)

座長:山中 光一(日本大学)

[III-479] 確率過程に基づく各種内挿法の実務上の汎化性の考察

*居城 英孝1、大竹 雄2、小出 央人3 (1. 新潟大学大学院、2. 新潟大学、3. 国立研究開発法人 土木研究所)

キーワード:状態空間モデル

情報の不確実性の定量化のための基礎的な研究と位置付けて,観測地点間の空間内挿法の基本的な考え方を整理し,簡易な試算に基づきモデルの得失について議論する.伝統的な空間分布推定法であるSimple Krigingと時系列解析等で注目される状態空間モデルを取り上げ,仮想データにおいて,2つのモデルの内挿誤差を比較することで,実務上の汎化性について考察を行う.仮想データにおいて、Simple Krigingでは定常性を仮定しているためうまく推定できていない箇所があるが,ローカルレベルモデルでは正解データを包含するように推定分散が計算されることが分かった.

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